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大規模修繕工事について知っておこう

工事の工程

各工程の終了のたびに検査を受けます。検査をして合格後、次の工程へ入っていきます。
竣工前の最終検査は施工業者検査・監理者検査及び管理組合検査を受け、合格後、竣工となります。
工事竣工後のアフターサービスが重要です。

使用材料の開示

どの部分にどのような材料が、どれだけ使用されたかを明確にします。
材料の納品書と使用数量のチェックをしていますので、工事に使用した材料とコストが分かります。

工事検査について

工事毎の検査

大規模修繕工事中にも工事毎の品質検査を実施しています。
各工程は施工品質管理表に基づき施工管理します。
それぞれの工程終了時にKSK内検査・手直しを行なった上でサポーターまたは監理者の検査を受け、合格後、次の工程へ移ります。

外壁の塗装仕上

外壁の塗装仕上

屋上の防水仕上

屋上の防水仕上

マンション廊下仕上

マンション廊下仕上

階段の塗装仕上

階段の塗装仕上

バルコニー検査

バルコニーに関しては各戸の方に確認していただきます。
そのために事前アンケートをみなさんにお配りし、お気付きの点がないかチェツクしていただきます。
天井、壁面、床、その他、作業に問題がなければOKですが、不具合があれば追って工事を行なうことになります。

足場解体前検査

無事に工事が終わったら、最後に大規模修繕工事の竣工検査を行ないます。
竣工検査は以下の順番で行なわれます。

竣工検査の流れ

完了検査

それぞれの作業を終えたら足場を解体し完了検査を行ないます。
理事会役員、修繕委員の方々に確認いただきます。
ここでは廊下や屋上などの確認を行ないます。
躯体補修工事など確認できない工事では、施工範囲を図面化して明確にする事が大切です。
検査して手直しが発生した場合には、手直し工事、手直し検査を行ないます。

※追加工事や仕様変更などで契約金以外の費用が発生する場合があります。
その際は工事を始める前に施工会社から説明を受け、文書で確認しておきましょう。

工事完了後の打ち合わせ

すべてを終えたら打ち合わせ会議を行ないます。(出席者は修繕委員、理事会役員、サポーター又は監理者、施工者代理人)
工事完了確認書*をかわします。
竣工書類のチェックを行ないます。
竣工書類には以下のようなものがあります。

*工事完了確認書とは

工事完了確認書とは、施工会社が工事の完了を報告し、依頼者がそれを確認したという内容を示す書類です。

工事完了確認書を取り交わすと、契約内容の工事が終了したことを意味します。

工事完了届け

外壁補修図面

変更仕様書(追加・変更工事等)

施工写真

使用材料に関する資料

施工計画書

各戸の補修確認書控

保証書

アフターメンテナンス計画書

打ち合わせ議事録

特に保証書は、今後のメンテナンスにもつながります。
保証内容・期間、誰が誰に保証するのか?などを明確にしておきましょう。
アフター点検の打ち合わせや、長期修繕計画の見直しをおこないます。

マンションの耐震改修工事についてKSKに相談してみる。

KSKは国土交通省近畿整備局認可の事業協同組合ですので、安心してご相談ください。